2016年5月30日月曜日

ゼンスイ「TEGARU(テガル)」クーラー設置レビュー

先日、ゼンスイの新型クーラー「TEGARU(テガル)」を購入しました。

TEGARU(テガル)は、水槽クーラーで有名なゼンスイが発売したペルチェ式クーラーです。今までのペルチェ式クーラーと異なり、デジタル水温計内蔵・電気代1/3・静音設計・
ヒーター内蔵、と魅力的なクーラです。
円柱水槽に接続してみました。





ゼンスイ「TEGARU(テガル)」クーラー購入

ゼンスイ「TEGARU(テガル)」クーラー使用レビュー(2週間)

円柱水槽は外部フィルターにエーハイム2213を使用しています。
2213は内径12mmのホースです。TEGARU(テガル)は内径8mmなので付属の8mm→12mm変換を使用して接続します。

TEGARU(テガル)側のINに2213の排水側を接続、TEGARU(テガル)OUTと水槽に戻すホースを接続します。

後はDC INの電源コードを接続。

これで準備OKです。
水温センサーは内蔵しているので水槽にセンサーを入れる必要もありません。

内蔵の水温センサーは小数点表示はありません。
例えば、「26℃」と表示されている場合は25.5℃〜26.4℃の間ということです。




実際の水温と内蔵水温センサーは微妙にずれていました。が、0.3℃ほどですので
気になるほどの誤差ではありません。
もし、誤差がある場合はTEGARU(テガル)の設定で修正することが可能です。


クーラーが稼動するのは、

●冷却モードで
・目的温度より水温が+1℃で「冷却」が稼動
・目的温度より水温が−2℃になると「冷却」から「加温」に切り替わる

●加温モードで
・目的温度より水温が−1℃で「加温」が稼動
・目的温度より水温が+2℃になると「加温」から「冷却」に切り替わる

ということです。

実際にどのように稼動するか見てみました。
目的の水温を26℃に設定。
室温は28℃。水槽の水温計で27.5℃

電源を入れてすぐにファンが回り始めました。
ファンの音はとても静かです。
後方から空気を吸い、前方に排気します。ですので前から温かい空気が出ます。

2時間ほど稼動しファンが停止しました。
水槽の水温計は25.3℃、TEGARUの水温計は25℃と26℃を繰り返し表示しています。
おそらく、内蔵水温計で25.4℃と25.5℃の間と認識しているようです。

2時間で約2℃下げました。
コンプレッサー式のクーラーは10分間ほどで1℃下がりますからそれと比べると能力は低いですが、急激な水温変化に適さない生体には良いのではないでしょうか。

想像以上にクーラーとして使えそうです。



ヒーターを撤去しました。水槽内がすっきり。

水温が下がってみんな気持ちよさそう。






クーラーとしては予想外に高性能で使えるということがわかりましたが、TEGARUを接続して想像していなかった事態が発生しました。
それは、、「外部フィルターの流量が極端に下がる」ということです。

円柱水槽はエーハイム2213を使用しています。水量40リットルくらいですから十分間に合うはずです。
が、TEGARUを接続することで抵抗が発生しかなり流量が落ちます。
ポンプが故障しているのではないかと疑うくらい水流が目に見えて落ちました。
これは予想外でした。
8mm→12mm変換を使用していることも関係しているかもしれません。

流量低下により濾過能力が落ちるようであれば、エーハイム2215など大きいサイズの外部フィルターに変更する必要があるかもしれません。





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